ファクタリングの仕組みとは
2018年10月12日

売掛債権を現金化するということの本質について

売掛債権の流動化というテーマについては企業の円滑な資金調達という問題に直結することから、中小事業者にとってもかなり関心の高い領域であるといえます。

金融機関の融資分析の着眼点については、バランスシートの比較に於いて売掛債権の中で滞留しているものがないか、滞留しているものがあるとすれば不良債権でないか、不良債権でないとすると売上回収期間の変更によって資金繰りの管理面において問題は発生していないか、このような着眼点にてデフォルテが発生する懸念がないかを入念にチェックしているのです。

中小企業においては取引先から支払条件の変更を余儀なくされることも多いと思いますが条件が変更された場合においても売掛債権をスムーズに現金化するスキームさえ整えておけば、条件の変更があったとしても資金調達そのものには影響はありません。支払サイトが長期化することに対しては金利負担の増加というマイナス面での対応を迫られるケースもあり得ますが、そのような場合には低金利の長期運転資金を導入することにより当面の間は売掛債権の割引を行わないで済むようにするという対抗策を講じることも一案となります。

金融機関においても売掛債権を現金化する際の融資割引率は千差万別でるといえます。取引銀行はメインバンク等のように一行に集中させることなく、ある意味競争原理を煽ることにより低金利で調達できる可能性を追求していくことも資金繰り担当者の腕の見せどころであるといえるでしょう。

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