ファクタリングの仕組みとは
2018年10月15日

売掛債権を活用した資金調達手段

売掛債権は、売掛先に対して持っている債権のことです。

わかりやすく言えば取引先に商品やサービス等を納入した後まだ支払いを受けていない分の債権です。日本の商慣習では、継続的な取引の場合、納入後にすぐに支払いがなされないのが普通なので、回収までに時間がかかることで資金繰りに困ってしまう中小企業も多くなっています。そこで、この売掛債権を活用して資金調達をする仕組みがあります。売掛債権担保融資とファクタリングです。

前者は担保として供して融資を受ける方法で、後者は売却してお金を得る方法です。それぞれ似ていますが厳密に言うと異なる方法で、活用する場合はそれぞれのメリットやデメリットを比較して決めるのがベストでしょう。まず、売掛債権担保融資の場合は、担保として融資を受けるわけですが、取引先には譲渡の通知をする必要がないので知られずに資金調達ができる利点があります。そのかわり、あくまで担保として提供しているわけなので、担保からの回収ができなくなった場合には依然として債務は残ることになります。

ファクタリングは売買をするので、安全に取引を成立させるためには取引先に通知を行わなければなりませんので知られてしまう点がデメリットです。二社間ファクタリングというものもありますが、その場合は貸す側のリスクも大きいので手数料が高くなってしまうので、普通は三社間の同意を得られた場合に使われます。メリットは、売買をするので、ファクタリング会社が回収ができなくなった場合でも、自社は責任を負う必要がない点です。

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