ファクタリングの仕組みとは
2018年12月12日

売掛債権は‘口約束’

一般的に行われている企業同士の商取引では、商品を納入したりサービスを提供してもその場では支払いを受けることはありません。

通常は1ヶ月分をまとめて請求するという形を取りますが、取り引きのたびに毎回現金支払いを行うのはあまりにも面倒ですので、古くから行われている商取引です。商品納入やサービス提供から実際に支払いを受けるまでの代金を受ける権利を「売掛債権」と言います。厳密に言うと「売掛金」は現金など手形以外の支払いに対して言うものであり、手形を利用した「受取手形」と合わせて売掛債権と呼びます。

売掛金と手形の違いがわかりにくいのですが、売掛金はいわば「口約束」、手形は「法的拘束力のある証券」です。お互いの信用をもって商取引をして売掛債権を持つのですが、世の中にはあまり信用のない企業というものがあるもので、でもそのような企業とも付き合わなければならないときに手形を発行することになります。日本では多くの場合は売掛債権があって問題なく支払いをしてくれますが、やはり‘口約束’であるため支払いの延滞や倒産に注意をしておかなければなりません。

普段から相手の企業の経営状態をよく見ておくこと、同業他社や同じ納入・サービス提供会社から噂話を聞いておくなどの努力が必要です。マメに連絡をして支払いを催促していれば、相手からはうるさい業者だと思われるかもしれませんが、他の会社より先に支払いをしてくれるかもしれません。売掛債権はただの権利であって実際にお金をもらうまで油断してはいけません。

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